相国寺承天閣美術館にて、開館40周年記念の第2弾として、企画展「後水尾院の京」を2026年5月31日から開催されます。
2026年は、徳川家光が後水尾天皇を二条城でもてなした「寛永行幸」から400年の節目にあたります。本展では、寛永文化の主導者であった後水尾院と密接に関わった相国寺やその塔頭に伝わる寺宝が一堂に集い、17世紀の京都を彩った華麗な文化を、多角的な視点から紐解いていきます。
会期はⅠ期・Ⅱ期に分かれ、展示替えがありますのでご注意ください。
2026年は、徳川家光が後水尾天皇を二条城でもてなした「寛永行幸」から400年の節目にあたります。本展では、寛永文化の主導者であった後水尾院と密接に関わった相国寺やその塔頭に伝わる寺宝が一堂に集い、17世紀の京都を彩った華麗な文化を、多角的な視点から紐解いていきます。
会期はⅠ期・Ⅱ期に分かれ、展示替えがありますのでご注意ください。
天皇が支えた復興への道のり
中世の動乱で多くの伽藍を焼失した相国寺。その復興に、多大な支援を寄せたのが後水尾院です。第1章「後水尾院と禅」では、この深い絆に迫ります。
後水尾院は相国寺の僧を師として自ら出家するほど、禅の世界に深く傾倒していました。
《後水尾天皇像》などのゆかりの品々や、鹿苑寺の僧・鳳林承章による日記《隔蓂記》からは、伽藍の再興を力強く支えた天皇の姿をうかがうことができます。
後水尾院は相国寺の僧を師として自ら出家するほど、禅の世界に深く傾倒していました。
《後水尾天皇像》などのゆかりの品々や、鹿苑寺の僧・鳳林承章による日記《隔蓂記》からは、伽藍の再興を力強く支えた天皇の姿をうかがうことができます。
宮家と寺院のネットワーク
第2章「宮家の菩提寺」では、皇室と寺院が育んだ知的な交流に焦点を当てます。
相国寺やその塔頭は京都御所と地理的にも近く、貴族の子弟が多く入寺したことで、当時の公家社会と密接なネットワークを築いていました。
後陽成天皇の《達磨図》や、後光明天皇の《布袋図》など、歴代天皇による貴重な作品から、当時の宮家との深いつながりをかいま見ることができます。
さらに第3章では、芸術の担い手として活躍した禅僧たちの個性豊かな書画が登場します。相国寺やその塔頭は京都御所と地理的にも近く、貴族の子弟が多く入寺したことで、当時の公家社会と密接なネットワークを築いていました。
後陽成天皇の《達磨図》や、後光明天皇の《布袋図》など、歴代天皇による貴重な作品から、当時の宮家との深いつながりをかいま見ることができます。
探幽や宗達も!相国寺を彩った至宝が集結
最終章となる第4章「華麗なる京の芸術」では、日本美術史に輝く巨匠たちの名品が並びます。

重要文化財《花下遊楽図屏風》 六曲一隻 紙本金地著色 江戸時代 相国寺蔵 Ⅱ期展示
本阿弥光悦の重要文化財の赤楽茶碗 は、独特の造形美を放つ至高の逸品です。

俵屋宗達画の重要文化財《蔦の細道図屏風》は、大胆な構図と美しい色彩が際立つ宗達の代表作の一つです。

尾形光琳の弟・乾山作の《色絵龍田川透かし鉢》は、和歌のイメージを透かし彫りの技法で立体的に表現した見事な工芸品です。

【開催概要】

重要文化財《花下遊楽図屏風》 六曲一隻 紙本金地著色 江戸時代 相国寺蔵 Ⅱ期展示
本阿弥光悦の重要文化財の赤楽茶碗 は、独特の造形美を放つ至高の逸品です。

重要文化財《赤楽茶碗 加賀》本阿弥光悦作 一口 江戸時代 17世紀 相国寺蔵 通期展示
俵屋宗達画の重要文化財《蔦の細道図屏風》は、大胆な構図と美しい色彩が際立つ宗達の代表作の一つです。

重要文化財《蔦の細道図屏風》俵屋宗達筆 烏丸光広賛 六曲一双 紙本金地著色 江戸時代 相国寺蔵 Ⅰ期展示
尾形光琳の弟・乾山作の《色絵龍田川透かし鉢》は、和歌のイメージを透かし彫りの技法で立体的に表現した見事な工芸品です。

《色絵龍田川透かし鉢》 尾形乾山作 一口 江戸時代 17~18世紀 慈照寺蔵 Ⅱ期展示
【開催概要】
展覧会名:相国寺承天閣美術館 開館四十周年〈Ⅱ〉後水尾院の京
会期:
1期:2026年5月31日(日)〜7月26日(日)
2期:2026年8月2日(日)〜9月27日(日)
会場:相国寺承天閣美術館
開館時間:10時〜17時(入館は16時30分まで)
観覧料:大人1000円、大学生・高校生800円、中学生500円、小学生無料(要保護者同伴)
公式ホームページ:https://www.shokoku-ji.jp/


