大阪南港ATCホールにて、2025年7月26日(土)~8月29日(金)の期間、「巨大恐竜展2025」が開催されます。
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メインビジュアル 復元画:月本佳代美

会場では、世界最大級の巨大竜脚類パタゴティタン・マヨルムの全身復元骨格標本を関西初公開。さらに、福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜学部の監修のもと、竜脚類以外の恐竜や、恐竜以外の古代~現代のさまざまな生物の標本も各地から集結するなど、見逃せない展示が盛りだくさん。
生物巨大化の秘密を解き明かし、恐竜の進化と繁栄の歴史をたどる、この夏必見の展覧会です。
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福井県立恐竜博物館 主任研究員 関谷透氏

第1章「生物の巨大化」
第1章ではナガスクジラやステップマンモス、そして魚竜など、絶滅動物から現代に生きる巨大な生き物までが一堂に会します。これらの標本を通して、生物がどのように巨大化したのか、なぜ大きくなる必要があったのかをさぐります。
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ナガスクジラ 福井県立恐竜博物館蔵

第2章「恐竜の巨大化」
第2章では、竜脚類以外の恐竜たちの進化の歴史に迫ります。例えば、最強の肉食恐竜として知られるティラノサウルスも、その祖先をたどると全長2メートルほどしかありませんでした。 それが全長13メートルにまで達する巨大なハンターへと進化したのです。 この章では、ティラノサウルスや、スピノサウルスなどの標本を通して、さまざまな恐竜たちがそれぞれの方法で巨大化していった進化の歴史をたどります。
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ティラノサウルス

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スピノサウルス ©ココロ

第3章「ティラノサウルス類:最も大きな恐竜たちのくらし」
第3章では、世界最大級の竜脚類パタゴティタンの全身復元骨格が、その全長約37メートルという圧倒的な巨体で迎えてくれます。
なぜこれほどまでに巨大な体を獲得できたのか、そしてその体でどうやって厳しい自然環境を生き延びたのか。その秘密を、タッチパネルなどを駆使したインタラクティブ(体験型)展示で、楽しみながら学ぶことができます。
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© Trustees of the NHM, London

第4章「さまざまな竜脚類」
第4章では、北米のディプロドクスやカマラサウルス、南米のアマルガサウルス、そして日本の福井県で発見されたフクイティタンなど、世界各地の竜脚類が紹介されます。
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エウヘロプス(福井県立恐竜博物館蔵)

第5章「巨大恐竜の終焉」
草食恐竜は肉食恐竜に食べられるだけでなく、草食恐竜同士でもエサとなる植物をめぐって生存競争にさらされます。最後の第5章では、植物を咀嚼することに特化した鳥脚類や、分厚い鎧のような骨で身を守ったヨロイ竜類など、様々な草食恐竜たちの生存戦略を見ていきます。
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デンバーサウルス 福井県立恐竜博物館蔵

音声ガイドで恐竜の世界をより深く知る
音声ガイドナビゲーターは、お笑い芸人のサンシャイン池崎さんが担当。また声優の山下大輝さんが「恐竜少年」に扮して、太古の世界を楽しく案内してくれます。
クイズや本展監修者の福井県立恐竜博物館・関谷透主任研究員による特別解説もあり、展示を見るだけでなく、聞いて学ぶ楽しさも味わえます。
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音声ガイド サンシャイン池崎

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音声ガイド 山下大輝

ユニークなグッズや限定チケットも充実
ここでしか手に入らないオリジナルグッズも見逃せません。
大阪会場限定で、恐竜の卵をモチーフにした卵缶(チョコクランチ)や、かわいいイラストがプリントされたチョコマシュマロが登場します。
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大阪会場限定グッズ 卵缶(チョコクランチ)

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大阪会場限定グッズ チョコマシュマロ(8個入)

人気ブランド「ファミリア」とコラボレーションした、おしゃれなデザインのバッグ付きチケットや、オリジナルカラーのパタゴティタンぬいぐるみキーホルダー付きチケットなど、特別なチケットも数量限定で販売されます。
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ファミリアコラボバッグ

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パタゴティタンぬいぐるみ

この夏、恐竜の壮大な物語を体感しよう
子どもから大人まで楽しめる本展は、夏休みの家族のおでかけにもぴったりのイベントです。
この夏は大阪で、大迫力の標本や体験型展示を通して、恐竜の進化や巨大化の秘密について楽しく学んでみませんか。

【開催概要】 
展覧会名:巨大恐竜展2025 
会期:2025年7月26日(土)~8月29日(金) 
会場:大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10) 
開館時間:9:00~17:00(最終入場は16:30まで) 
休館日:会期中無休 
入館料:一般2,600円、高大生2,000円、小中生1,200円、3歳以上~未就学児700円(3歳未満無料) 
公式ホームページ:https://www.ktv.jp/event/giantdinos-ex-os/