その創作はまず絵を描くことからスタートし、2006年に発表したプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は、国内をはじめ欧米・アジアで累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を突破。今も動員記録を更新中です。
2010年、デジタル一眼カメラの飛躍的な性能の向上をきっかけに、暗い星空と風景を短時間(数秒~30秒)で撮影するという現在のスタイルを確立。本格的に星空写真家として活動を始めました。
天文普及にも力を注ぎ、人々に星空の魅力を伝え続けています。そうした功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名されています。
本展では、KAGAYAの代表的な写真作品、新作32点を含む約100点を、「四季の星空」「月のある空」「オーロラ」「天の川を追う星の旅」「一瞬の宇宙」、「天空を映す」のカテゴリーに分け一挙に展示。
あわせて、KAGAYAが撮影した迫力あふれる新作映像作品を体験できるコーナーを新設し、壮大な音楽とともに、16mの大画面へ投映します。
美しい写真や、臨場感あふれる映像作品を通して、はるかなる星空の世界が楽しめる展覧会です。

《ハルニレの木と天の川》©KAGAYA

《夢色の軌道-桜-》©KAGAYA

《中秋の名月》©KAGAYA

《セレスティアル・レイク》©KAGAYA

《ニライカナイ》©KAGAYA

《銀河のほとりで》©KAGAYA
==============================
映像作品を初公開
==============================
==============================
16mの大画面を用いた映像作品「天空の贈り物」を初公開。
迫力あふれる映像は、KAGAYAが「天空の贈り物」をもとめて世界各地をめぐり撮影したものです。
16mの大画面、そして床面を用いた映像作品は、KAGAYAにとっても初の試み。まるで映像の中に入り込むかのような鑑賞体験が楽しめます。
manamik/清田愛未によるオリジナル楽曲とともに、美しい星空の世界をぜひ体感してみてください。
==============================
宇宙から撮影された地球を紹介
==============================
==============================
ソニーの超小型人工衛星『EYE』に搭載されたカメラを使って、KAGAYAが撮影した地球の写真を紹介します。
コンピューターを用いたシミュレーションを行い、試行錯誤の末宇宙から撮影された写真は、画期的であると同時に、その美しさから見る人の胸を打ちます。あわせて会場内では、人工衛星『EYE』の原寸大モックアップを展示します。
==============================
プラネタリウム作品『水の惑星 -星の旅シリーズ-』関連作品を紹介
==============================
ハワイ島で撮影された、KAGAYAの代表作のひとつ《月虹の向こうに》をはじめ、KAGAYAによるプラネタリウム作品『水の惑星 -星の旅シリーズ-』登場場面の作品を紹介します。
ハワイ島で撮影された、KAGAYAの代表作のひとつ《月虹の向こうに》をはじめ、KAGAYAによるプラネタリウム作品『水の惑星 -星の旅シリーズ-』登場場面の作品を紹介します。
『「水の惑星 -星の旅シリーズ-」LEDドーム用リマスター版』は、コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(そごう美術館より徒歩約10分)にて上映されます。相互利用特典として、6月30日(日)まで、そごう美術館で、コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMAで利用できる割引券が先着で配布されます。
KAGAYAによる、写真・動画撮影の解説や、メイキングも充実。展示を通じて、楽しみながら星空について学ぶことができる展覧会といえそうです。
【開催概要】
会期:2024年5月1日(水)~7月1日(月)※会期中無休
会場:そごう美術館(そごう横浜店6階)
時間 午前10時~午後8時 *入館は閉館の30分前まで。
(そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合あり)
入館料:一般1,400円、大学・高校生1,200円、中学生以下無料
そごう美術館 公式サイト:https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/..