京都国立近代美術館にて開館60周年記念「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」が開催されます。
本展では、特に明治末~昭和初期を近代京都画壇の青春時代ととらえ、土田麦僊(1887~1936)を中心に、小野竹喬、榊原紫峰、岡本神草などの代表作約80点を4章に分けて紹介します。
京都の明治以降の美術界の歴史は、東京や西欧との対峙の歴史と言っても過言ではありません。常に画壇の中心であった京都ですが明治に入ると、東京奠都(てんと)、西欧化により、受け継いできた伝統や威信がゆるがされるようになります。
土田麦僊、小野竹喬、野長瀬晩花、岡本神草など、新世代の画家達は、まだ誰も見たことのない日本画を創造しようと、上村松園、菊池契月、木島桜谷といった先輩作家達や師匠の竹内栖鳳とともに試行錯誤しながら、東京、西欧、そして京都の伝統に挑みました。
京都国立近代美術館の開館60周年を記念する本展では、明治末から昭和初めにかけて、京都画壇の画家たちが一丸となり、迷い、もがいた時代の、時に荒ぶり、過剰で、愛おしいような作品を紹介します。
上村松園 《舞仕度》 1914年 京都国立近代美術館
竹内栖鳳 《日稼》 1917年 東京国立近代美術館
明治以降の日本美術の再評価が進む中、後に京都画壇を牽引する画家たちの、完成期とはまた違った魅力の作品がまとめて紹介されるとても貴重な機会です。
この秋見逃せないの展覧会の一つとして、今から予定しておきましょう。
竹内栖鳳 《日稼》 1917年 東京国立近代美術館
明治以降の日本美術の再評価が進む中、後に京都画壇を牽引する画家たちの、完成期とはまた違った魅力の作品がまとめて紹介されるとても貴重な機会です。
この秋見逃せないの展覧会の一つとして、今から予定しておきましょう。
【基本情報】
開館60周年記念「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」
開催期間:2023年10月13日(金)~12月10日(日)
時間:10:00 ~ 18:00※金曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
開催期間:2023年10月13日(金)~12月10日(日)
時間:10:00 ~ 18:00※金曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
会場 : 京都国立近代美術館京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
観覧料:一般1,700円(1,500円) 大学生1,100円(900円) 高校生600円(400円)
※( )内は前売と20名以上の団体
※中学生以下は無料。心身に障害のある方とその付添者1名は無料。母子・父子家庭の世帯員の方は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください)。
公式サイト:https://kyotogadan2023.exh.jp/
※( )内は前売と20名以上の団体
※中学生以下は無料。心身に障害のある方とその付添者1名は無料。母子・父子家庭の世帯員の方は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください)。
公式サイト:https://kyotogadan2023.exh.jp/