川崎市多摩区の生田緑地内にある「川崎市岡本太郎美術館」は改修工事が完了し、2023年2月1日(水)より再開します。
2月1日(水)からは、常設展「岡本太郎とにらめっこ」を開催。また2月18日からは企画展示室で「第26回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」の入選作品を公開します。
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東京ドーム約20個分の広さを誇る、広大な緑地「生田緑地」内にある「川崎市岡本太郎美術館」は、川崎市ゆかりの芸術家・岡本太郎の作品を展示する美術館です。「自然と融合した美術館」のコンセプトに基づき、展示室をはじめとするほとんどの施設が地下にあり、地上は「母の塔」を中心とする公園スペース、カフェテリアや湧水を利用した池や滝など、美術作品と共に「生田緑地」の自然も存分に楽しめる場所です。
【美術館概要】
​開館時間   :9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日    :毎週月曜日(祝日を除く)
        祝祭日の翌日(土日の場合は開館)
観覧料    :料金は展覧会ごとに異なります。
        下記又はHPをご参照ください。
住所     :神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
お問い合わせ先: 044-900-9898
公式HP     :https://www.taromuseum.jp/
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◆常設展「太郎とにらめっこ」
​岡本太郎の作品には、初期から晩年までを通して、多くの人間や生き物が登場し、1960年代後半からは特に「顔」をモティーフにした作品が増えていきました。身の回りの物、椅子やグラス、スピーカーにも眼、鼻、口を描き、あらゆる物に「生命」を与えました。本展では「世界」を様々な表情に溢れたものとして捉えた、岡本太郎の沢山の“顔”たちを紹介します。
開催期間:2月1日(水)~4月16日(日)
休館日 :毎週月曜日、2月24日(金)、3月22日(水)
観覧料 :■2月1日(水)~2月17日(金)※常設展のみ開催
     一般500円、高・大学生・65歳以上300円、中学生以下無料
     ※20名以上の団体の場合、
     一般400円、高・大学生・65歳以上240円
     ■2月18日(土)~4月16日(土)※企画展とのセット料金
     一般700円、高・大学生・65歳以上500円、中学生以下無料
     ※20名以上の団体の場合、
     一般560円、高・大学生・65歳以上400円
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岡本太郎《にらめっこ》1980年
◆企画展「第26回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」
​時代に先駆けて、たえず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎。
岡本太郎現代芸術賞は、岡本の精神を継承し、自由な視点と発想で現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立されました。今年で26回目を迎える本賞では、595点の応募があり、創造性あふれる23名の作家が入選を果たしました。
開催期間:2月18日(土) ~4月16日(日)
休館日 :毎週月曜日(祝日を除く)、2月24日(金)、3月22日(水)
観覧料 :一般700円、高・大学生・65歳以上500円、中学生以下無料
     ※20名以上の団体の場合、
     一般560円、高・大学生・65歳以上400円
     ※常設展も鑑賞可。
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第25回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞吉元れい花《The thread is Eros, It’s love!》 2022年
◆蘇るVR太陽の塔 Ver.5
日本工業大学の学生による、大阪万博当時の《太陽の塔》をVR空間に蘇らせるプロジェクトを実施しています。5年目となる今回は、バーチャルな世界で《太陽の塔》の内外を自由に歩いてめぐることができます!
日時:3月4日(土)、3月5日(日)
   ★3/4、5は、ゴーグルを装着してVR体験ができます!
   ★2/1~4/16常設展「岡本太郎とにらめっこ」会期中は、常設展示室内でVR体験映像の2D版を上映します。
場所:ガイダンスホール(VR体験)、常設展示室(映像上映のみ)
料金:無料(常設展示室での上映の鑑賞は観覧料が必要です)
協力:日本工業大学情報メディア学科
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家族向けの鑑賞ツアーや、1911年2月26日生まれの岡本太郎にちなんだ、112歳の誕生日を祝うバースデーコンサート、ワークショップなどのイベントも開催される予定です。