長崎・ハウステンボスでは、2023年2月11日(土)から5月31日(水)まで「ハウステンボス大コレクション展」が開催されます。
ハウステンボス (2)
パリスとオイノーネ ニコラース・エリアス・ピッケノイ カンヴァス、油彩 17世紀

ハウステンボス (3)
ヤン・アセレインの肖像 レンブラント・ファン・レイン 銅板 1647年頃

2022年3月25日に開園から30年を迎えたハウステンボス。その30周年のフィナーレとして、また次の10年に向けた最初の展覧会として、開園以来収蔵しているハウステンボスコレクションが一挙公開されます。

「ハウステンボス名品選」レンブラントやルネ・ラリックなどの超有名作家による作品や普段は見ることが出来ない作品たちが大集合!
会期前半は、9,000点にも及ぶ収蔵品の中から、オランダの黄金時代17世紀の油彩画を始めとして、版画や陶磁器、ガラス、民俗資料などが紹介されます。
絵画では、オランダを代表する画家、レンブラントの貴重な銅版画の原板や、オランダ風景画を語る上では外せないサロモン・ファン・ロイスダールの油彩画など多彩かつ有名な作者による作品を展示。合わせてヨーロッパで一世を風靡した柿右衛門の皿や、日本にもファンの多いルネ・ラリックの作品、1,500年以上前の焼き物なども登場します。
ハウステンボスと言えばオランダですが、実は中国やイギリス、南米といった様々な場所で作られた作品も所蔵しています。今回普段は見ることが出来ない作品の数々が一堂に会します。

「ハウステンボス・エッシャー展」日本一のコレクション数を誇るハウステンボスのエッシャーコレクションを始めて全部公開!
そして後半では、だまし絵で知られるオランダの版画家、M.C.エッシャーの作品を展示!ハウステンボスで所蔵している、初期から晩年までのエッシャーの版画作品138点全てと、その関連作品を一挙公開します。エッシャーの作品展は4月22日(土)から開催。
美術館でまとまった数のエッシャーの作品を持っているのは、日本ではハウステンボスだけ。これまでにない切り口でエッシャーの世界が楽しめそうです。
《M.C. エッシャー》(1898~1972年)
オランダの版画家。卓越した描写力と版画技術を持ち、「奇想の版画家」「視覚の魔術師」とも呼ばれている。後年のだまし絵や同じモチーフを繰り返す作風が有名だが、風景を描写した版画や本の挿絵などの作品も見ごたえがあり、日本でも人気の芸術家です。

同時開催「みんなのHTB展覧会」
「皆様の夢を叶える」をテーマに、美術館の3Fでは「みんなのHTB展覧会」が開催されます。
2月11日(土)~4月9日(日)は、佐賀県出身の油彩画家、新里たける氏の個展が開催されます。また4月16日(土)~5月31日(水)には、ハウステンボス初の公募展も開催。パレス ハウステンボスで作品を飾るという夢をかなえるチャンスです!応募締切:2023年2月28日(火)まで(必着)
詳細:
https://www.huistenbosch.co.jp/event/topics/everyones-exhibition

約9,000点を誇る収蔵品の中から、選りすぐりの名品をジャンルごとに紹介。この春、オランダの宮殿の外観を忠実に再現した建物と、普段は見ることができない知られざる名品の数々による夢のコラボレーションが実現します。
ハウステンボス (1)

【展示概要】
「ハウステンボス大コレクション展 –Welcome to the Huis Ten Bosch Collection-」
会期:2023年2月11日(土)~5月31日(水)(105日間)(4月17日(月)~4月21日(金)は展示替えのため観覧休止)
前半: 2023年2月11日(土)~4月16日(日)
後半: 2023年4月22日(土)~5月31日(水)
時間:10:00~18:00(ハウステンボスの営業時間により変動あり)
料金:パスポート対象施設 ※パレス ハウステンボスだけの単独入館券は販売しておりません
会場:ハウステンボス美術館